現代の世紀末次元~リチュア編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第十三回~リチュア~

世紀末雑コラ

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《リチュアに伝わりし神判の預言》

このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。

(1)デッキから「リチュアに伝わりし神判の預言」以外の「リチュア」カード一枚を手札に加える。

(2)このカードを発動したターンのエンドフェイズに、以下の効果を適用する。

●このカードの発動後に自分または相手が発動した儀式魔法カードの枚数分まで、自分のデッキから「リチュアに伝わりし神判の預言」以外の「リチュア」カードを手札に加える。

その後、儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはデッキの「リチュア」モンスター1体を墓地へ送り、デッキから水属性の儀式モンスター1体を儀式召喚することができる。

曰く、神判とグリモがくっついたカード、弱いわけがありません。とのこと。

ですが、サーチ先もストームを稼ぐ手段も弱いので、パワカか?と問われると…

 

さて、今回は旧レシピと現レシピを同時に見てみましょう。

旧レシピ

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仮レシピ

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ええ。はい。ミナさんのおっしゃりたいことはよーくわかります。ほぼほぼ変わってないですね。というのも、神判はデッキスロットを食いつぶしてしまうので、自由枠がほぼほぼないのです。その少ない自由枠も指名者とハリファイバーに食いつぶされてしまいました。他方、EXは余裕があるので、まだまだ何か積むことはできるかもしれませんね。

 

ぜひ、コメント欄で皆さんの神判を見せてください。

現代の世紀末次元~ヴェノム編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第十二回~ヴェノム~

イア!イア!ハスター!

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《ナーガの存在》

星10/闇属性/爬虫類族/融合/効果  攻撃力0 守備力0

カード名が異なる「ヴェノム」モンスター×4

自分の手札・デッキの上記カードを墓地へ送った場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる。(「融合」は必要としない。)自分フィールドに「ヴェノム」カードが存在しない場合、このカードは永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置かれる。その際、自分フィールドに「ヴェノム」カードが存在している場合にこのカードはモンスターゾーンに戻る。

(1)このカード名のカードは自分フィールドに一枚しか存在できない。

(2)このカードはほかのカードの効果を受けない。

(3)相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。

(4)このカードがフィールドに存在する限り、以下の効果を適用する。

●自分は爬虫類族モンスター以外のモンスターを通常召喚できず、1ターンに3回まで爬虫類族モンスターを通常召喚できる。

●自分の「毒蛇神ヴェノミナーガ」がフィールドを離れる場合、代わりにこのカードを墓地に送ることができる。

●自分は「蛇」罠カードをデッキから発動できる。(同名カードは1ターンに1枚まで)

(5)このカードがモンスターゾーンに存在する限り、以下の効果を適用する。

●自分が爬虫類族モンスターを召喚するたびに、そのモンスターと同じレベル・ランクの爬虫類族モンスターをエクストラデッキから特殊召喚できる。

●自分が爬虫類族モンスターをアドバンス召喚する場合、デッキの「ヴェノム」モンスターをリリースの代わりとして墓地に送ることができる。

●自分・相手のエンドフェイズに、自分の「毒蛇神ヴェノミナーガ」一体を選び、そのモンスターに自身の効果扱いでハイパーヴェノムカウンターを1つ置く。

小論文かな?

アド消費をすることなく墓地を肥やしながらおもむろに現れるシステムクリーチャーです。いや…これ許されるんですかね?10期~11期で爬虫類テーマである「溟界」「エーリアン」「レプティス」に大幅に強化が入り、ファンデッキとしてなかなか戦えるレベルになりました。9期のくそ雑魚不遇だった爬虫類を踏まえて作られたこのカードはもう駄目な気がします。

四の五の言ってても仕方ないので入った強化の説明しますけども

 

っと、その前に既存レシピを見てみましょう。

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何処からともなく爬虫類族という種族のカードプールの貧弱さが漂ってきていますね…

【溟界】

デッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズでカテゴリ化された「溟界」と名のついたカード群です。
属するモンスターは全て光属性または闇属性の爬虫類族で統一されています。

墓地を肥やしたり、盤面を広げたり、いろいろなことができます。

その中でも一番やばいのがこれ。

《溟界の蛇睡蓮》

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通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから爬虫類族モンスター1体を墓地へ送る。
その後、自分の墓地に爬虫類族モンスターが5種類以上存在する場合、
自分の墓地から爬虫類族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。

無条件爬虫類族リクルート

本来なら事前準備として墓地肥やしをする必要がありますが、その事前準備は存在一発で済んでしまいます。

《レプティレス・エキドゥーナ》

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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/爬虫類族/攻 200
【リンクマーカー:左/右下】
爬虫類族モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドの攻撃力0のモンスターの数まで、デッキから爬虫類族モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は爬虫類族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

地味に見える?見えたでしょ?

このカードを使うと、《究極幻神アルティミトル・ビシバールキン》成立から爬虫類5種類サーチをすることができます。

まぁそうするとダイヤウルフ使えなくなっちゃうので卵割の方法は考える必要がありますが。

《宇宙鋏ゼロオル》

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リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/爬虫類族/攻2600
【リンクマーカー:上/左下/右下】
爬虫類族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
Aカウンターを置く効果を持つカード1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分・相手フィールドのAカウンターを2つ取り除いて発動できる。
爬虫類族モンスター1体を召喚する。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
Aカウンターが置かれている相手モンスターは、守備表示になり、効果を発動できない。

《惑星汚染ウイルス》をサーチできます。以上。

仮レシピ

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ビシバールキンからのコンボを重視した構築です。罠素引きが弱い現象も、デッキ枚数を嵩増ししやすくなったことで解消されています。

画像

カカトさんが提供してくださった、従来の動きを重視したタイプのデッキです。

未来竜王を使えば降臨への妨害を防ぐことができますね。

 

改善案等、どしどしコメント欄にお願いします。

現代の世紀末次元~彼岸編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第十一回~彼岸~

その扉開きし時、一抹の希望を捨てよ

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《彼岸の到達者 ダンテ》

ランク9/天使族/光属性/エクシーズ/特殊召喚/効果 攻撃力2800 守備力0

このカードは通常X召喚出来ない。

自分フィールドのXモンスター以外の「彼岸」モンスターが墓地へ送られた際、そのモンスターと同時に墓地へ送られたモンスターすべてを素材として特殊X召喚できる。

自分は「彼岸の到達者 ダンテ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。

(1)1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、エクストラデッキから「彼岸」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。

フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。このカードが2種類以上の「彼岸」モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。

(2)このカードがモンスターゾーンに存在する限り、以下の効果を適用する。

●自分がデッキの上からカードを墓地へ送る場合、代わりにその枚数分の「彼岸」モンスターをデッキから選んで墓地へ送ることができる。

この効果は1ターンに1度しか適用できない。

(3)このカードが墓地に存在する限り、以下の効果を適用する。

●自分が戦闘・効果でダメージを受ける場合、代わりに自分の墓地の「彼岸」モンスター1体以上を、その守備力の合計がその数値以上になるように選んでデッキに戻すことができる。

…地味だな!(感覚麻痺

自身が場に存在する限り旅人ダンテがおろ埋3枚分に化ける永続効果、そして墓地にいるときにダメージを軽減することができる耐久効果があります。また、おまけ程度の除去効果も持ち合わせています。

一見複雑な召喚条件ですが、要はシンクロ召喚リンク召喚をする際におまけで出てくる、と覚えておきましょう。

 

では、新規確認のお時間です。

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》

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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/天使族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
レベル3モンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。
(2):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
(3):デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、
フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする。

彼岸名称のリンクモンスターです。欲しいモンスターをピンポイントで落とすことができる効果を持っているので、痒い所に手が届くといったところでしょうか。こいつで墓地に落とすカードっていっつも彼岸じゃないよね

《プロキシー・F・マジシャン》

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リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/サイバース族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードのリンク先に融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札から攻撃力1000以下のモンスター1体を特殊召喚する。

場のモンスターで融合することのできるカードです。消耗戦になった際、巡礼ダンテを出す際に使うことができます。5:1交換ってほんとに使い道あるんか?

仮レシピ

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どちらかというと消耗戦を意識して構築しました。

リリーサーの規制により、大した制圧を敷くことができないので、相手の動きをうまくいなすプレイングが大事になります。

 

改善案等、どしどしコメント欄にお願いします。

現代の世紀末次元~HERO編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第十回~HERO~

改定と新規と

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E・HERO ソリッド》

星4/光属性/戦士族/効果 攻撃力1500 守備力1000

このカード名の効果は、1ターンに1度しか発動できず、相手ターンでも発動できる。

(1)このカードが手札に存在する場合、このカード以外の手札を1枚墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、デッキから「HERO」モンスター1体を特殊召喚できる。

(2)墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

(3)このカードがモンスターゾーンに存在する限り、以下の効果を適用する。

●このカードを融合素材とする場合、「M・HERO」モンスターとして扱うことができる。

●自分は相手ターンに「チェンジ」速攻魔法カードを手札から発動できる。

Leyline of the Void。

自分の展開札としても使うと考えてもなかなかいかれているカードです。手札コストが付いた代わりに召喚権を消費せず、《二重召喚》のおまけがついてくる《E・HERO エアーマン》といったところでしょうか。ですがその真骨頂はテキスト外効果。このカードが手札誘発であるという点、そして「チェンジ」速攻魔法、即ち《マスク・チェンジ》を手札誘発のごとく打つことができるという点です。これにより、後攻0ターン目に《M・HERO ダーク・ロウ》を立てることができます。

さて、既存レシピを見てみましょう。

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良くも悪くも9期の【HERO】といった感じですね。プトレノヴァインフィニティあたりからも昔の空気を感じ取ることができます。

 

さて、新規カード紹介です。

数が多すぎるので詳細は各自調べてくれ

《D・HERO デストロイ・フェニックスガイ》

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融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。
(2):自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

皆様ご存じの、毎ターン毎ターン0:1交換を強要するカードです。一方的にアド差をつけることで、相手の顔をゆがませることができます。

《V・HERO ヴァイオン》

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効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。

融合サーチのついた《終末の騎士》です。融合をサーチできるので《C・HERO カオス》に日の目が…?

E・HERO オネスティ・ネオス》

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効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から捨て、フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで2500アップする。
(2):手札から「HERO」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、捨てたモンスターの攻撃力分アップする。

HERO版カルートです。上昇幅が2500と大きく、大抵のモンスターを下級で殴り倒すことができるようになります。詰めにも使える優秀なカードです。

 

本当にいろいろありすぎて紹介しきれないので、ぜひ各自で調べてみてください。

仮レシピ

 

本当にいろいろあるんですよ。本当に。

選択肢がありすぎて型を一つに絞り切れなかったのでいろいろ紹介したいと思います。

スタンダード型

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今流行している【HERO】にソリッドを入れたタイプの基本形です。制圧札といえる制圧札がないのが少々怖いですが…

《V・HERO ファリス》軸

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上のレシピから汎用受け札を抜き、V・HEROを多めに採用することで、瞬間火力を上げたタイプのHEROです。後攻に若干の不安が残る構築ですが、たぶんソリッドがどうにかしてくれます。

X召喚軸

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D・HERO要素を抜き、Xで戦うタイプのHEROです。カステルや101辺りはアーゼウスと交換でもいいかもしてません。

 

コメント欄で、ぜひぜひ皆さんのHEROを見せてください。

 

現代の世紀末次元~宣告者編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第九回~宣告者~

空中戦の極致その1

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《極光の宣告者》

光属性/天使族/星4/効果 攻撃力600 守備力1000

このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。

(1)自分が「デクレアラー」モンスターの効果を発動するために手札の天使族モンスター1体を墓地へ送る場合、代わりにデッキのこのカードを墓地へ送ることができる。

このカード名のこの効果は、1ターンに1度しか適用できない。

(2)このカードが墓地に送られた場合に発動できる。デッキから「デクレアラー」カード1枚を手札に加える。

(3)墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「極光の宣告者」以外の「デクレアラー」モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスター2体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。その後、以下の効果から1つを選択して適用できる。

●その2体のみを素材としてS召喚を行う。

●その2体のみを素材としてX召喚を行う。

後攻0ターン目の極至。デクレアラーカード達がカウンターしながらアドを稼ぐパワーカードに大変身します。

注目すべきは(2)の効果で、なんとターン1制限がありません。まぁよくあることですね。

では、従来のレシピを見てみましょう。

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なんとなくこう前世代のデッキという感じがしますね。ヴァルカンとか河童とか…

 

では、新カード紹介です。

《宣告者の神巫》

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チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。

宣告者名義のサーチカードです。

能動的にオーデクを落としたり、1枚でパーデクをサーチしながら素材になったりと、八面六臂の活躍をしてくれます。

《サイバー・エッグ・エンジェル》

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効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「機械天使」魔法カードまたは
「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」1枚を手札に加える。

個人的な巫女の最強の相方です。《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》をサーチしながら、自身がレベル2であるため、そのまま釣った巫女と《虹光の宣告者》になることができます。

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リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:右/下】
種族または属性が同じモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、
攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
この効果でデッキから装備した場合、
ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。

現代の《ラヴァルバル・チェイン》です。オーデクを能動的に落とすことができますが、こいつを出せるころにはもう出す意味がなくなっていることがほとんどだったので、不採用となっています。今後ますますの(ry

仮レシピ

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やはりΩ制限がかなり厳しいです。が、チャーチを能動的に引っ張ってこれるようになったこと、また準備の規制が緩和されているので、メインデッキの安定性は飛躍的に向上したといえるでしょう。

 

改善案等、どしどしコメント欄にお願いします。

 

※次回の記事は公開が遅れます。HEROは案が多すぎてどこを触ればよいのやら

現代の世紀末次元~蟲惑魔編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第八回~蟲惑魔~

ここに書くネタがなくなってきた

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《サラの蟲惑魔》

植物族/エクシーズ/特殊召喚/効果 攻撃力2500/守備力300

このカードは通常X召喚出来ない。

自分フィールドのXモンスター以外の「蟲惑魔」モンスターが攻撃・効果の対象となった際、それを無効にし、その無効にしたカードと対象となったカードすべてをX素材として特殊X召喚できる。

自分はこのカード名のカードを1ターンに1度しか特殊召喚出来ない。

(1)X素材を持ったこのカードは罠の効果を受けない。

(2)このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに「蟲惑魔」モンスター以外のモンスターを特殊召喚できず、「蟲惑魔」モンスター以外のフィールドで発動するモンスター効果を発動できない。

(3)1ターンに1度、このカードのX素材を一つ取り除き、以下の効果から一つを選択して発動できる。

この効果は相手ターンでも発動できる。

●デッキから「蟲惑魔」モンスター一体を特殊召喚する。

●デッキから「蟲惑魔」モンスター一体を召喚する。

蟲惑魔におさわりすると出てくる、展開効果持ちの《No.86 H-Cロンゴミアント》です。

召喚条件は一見複雑ですが、《青き眼の乙女》とほぼ同一の発動条件という認識で間違いはほぼないです。

ほぼすべてのデッキを積ませる凶悪な性能をしています。もっとも、魔法耐性がないので《禁じられた一滴》や《冥王結界波》、《皆既日食の書》などには無力です。

まぁ二体目が出てくるだけなんですけどね

では、既存レシピを見てみましょう。

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ランク4で固められたEXデッキ、3種9枚しかモンスターがないメインデッキなど、かなりいびつな構築をしていることが見て取れます。これらは、蟲惑魔やマスクチェンジにアクセスする手段がドローしかないため、このような構築になっているとのことです。

では、蟲惑魔はどのような新規を得ているのか、見てみましょう。

《ランカの蟲惑魔》

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効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1500/守1300
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「蟲惑魔」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
(3):1ターンに1度、自分フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのセットされたカードを持ち主の手札に戻す。
その後、自分の手札から魔法・罠カード1枚をセットできる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

蟲惑魔版《E・HERO エアーマン》です。その他、(3)の効果も、トリオンで伏せたカードの除外回避など、なかなか小回りの利くカードになっています。

ジーナの蟲惑魔》

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効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1400/守1400
このカード名の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにセットされた罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
(3):自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

自力で手札から場に出てくることのできる蟲惑魔です。緊急時には墓地の狡猾を伏せなおすこともできるので、それなりに活躍の機会もあるでしょう。

《リセの蟲惑魔》

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効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1200/守1600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
(2):このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキ及び墓地から1枚ずつ、
「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カードを選んで自分フィールドにセットする(同名カードは1枚まで)。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。

狡猾と相性が悪いので不採用です。リセ様の今後ますますのご躍進をお祈り申し上げます。

《セラの蟲惑魔》

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リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/植物族/攻 800
【リンクマーカー:下】
リンクモンスター以外の「蟲惑魔」モンスター1体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。
(2):通常罠カードが発動した場合に発動できる。
同名カードが自分フィールドに存在しない「蟲惑魔」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(3):このカード以外の自分の「蟲惑魔」モンスターの効果が発動した場合に発動できる。
デッキから「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

サラを解体しながらアドを取ることができる神です。従来なら、蟲惑魔以外のモンスターを利用するためには《月の書》などでサラを寝かせる必要がありましたが、蟲惑魔リンクモンスターの登場で、簡単に汎用展開につなぐことができます。

《クラリアの蟲惑魔》

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リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/植物族/攻1800
【リンクマーカー:右/下】
昆虫族・植物族モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が発動した「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードは
発動後に墓地へ送らず、そのままセットできる。
(3):自分エンドフェイズに、自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

正直オーバーキルカードだと思います。

《金満で謙虚な壺》

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通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、その中から1枚を選んで手札に加え、
残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

単体で6枚掘ることのできるサーチカードです。これこそが現代のドローソースといった感じですね。サラ以外のカードはほぼ使わないので、EXが吹っ飛ぶデメリットもほぼ無視できます。

仮レシピ

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肉が増えたことで安定性が、セラの登場で安定性が飛躍的に向上しています。

でもまぁやっぱりこれだとヴェノムには勝てなさそう

 

改善案等、どしどしコメント欄にお願いします。

 

蟲惑魔についてもっと詳しく知りたい方はこちら

本人に怒られたらリンク消します

現代の世紀末次元~シャドール編~

はじめに

皆さんは「遊戯王ADSで世紀末トーナメント」という動画をご存じでしょうか?

この動画シリーズは、あるカテゴリにとんでもないパワーを持ったオリジナルカードを突っ込んで、デッキを組み対戦する、という趣旨のもと作られています。2016年に始まり、2018年に終わったこのシリーズ。3年後に新作が出るといい残し、消息を絶ってしまった投稿主。そして次々と出てくる新しいコンマイのオリカOCGカード。

この記事では、投稿当時無かった、様々なパワーカードの存在を考え、現代の世紀末デッキを考察していこうという趣旨でお送りします。

第七回~シャドール~

い つ も の

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《影依の廻転》

速攻魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1)このターン、自分は以下の効果を適用できる。

●墓地のシャドールモンスター1体をデッキに戻し、デッキから「シャドール」魔法・罠カード1枚を発動する。(同名カードは一枚まで)

リソース回収+サーチとか頭ぶっ壊れてんのか?

製作者曰く、「発動ターン中に謎の動きをする権利を得られるカード」とのことです。

新規で「シャドール」カードが増えたことで世紀末カード中、二番目に沸騰しているカードです。

では、既存レシピを見てみましょう。

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「※シャドールのレギュレーション違反については密に密に」とのことでしたので、ネフィリムとネフェシャが混在していることについては無視します。

《影依融合》が2投、《魂写しの同化》が入っているなど、割と特異な構築をしています。これは共に《影依の廻転》からサーチできるため、複数枚投入する必要がなく、また簡単に発動できるため、パワーが上がっていることに起因すると思われます。

新カード紹介

シャドールは、「ストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール-」にて、大量の新規を獲得、その後も属性シャドールが追加されています。今回は、使い道のあるカードのみをピックアップして紹介します。

《魂源への影劫回帰》

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通常罠
(1):自分フィールドの「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
手札から「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
対象のモンスターは攻撃力・守備力が1000アップし、
エンドフェイズに裏側守備表示になる。

本来ならただの打ち損カードですが、《影依の廻転》があるなら話は別です。下級打点で上級のメタカードを殴り殺しに行くことができます。え?メタがいるのにどうやって墓地肥やすのかって?かんばれ。

《影霊の翼 ウェンディ》

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リバース・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「影霊の翼 ウェンディ」以外の「シャドール」モンスター1体を
表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「影霊の翼 ウェンディ」以外の「シャドール」モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。

シャドールのリクルーターです。融合体より融合素材が強いのウケル

融合素材になりながら、融合素材を呼ぶその姿はまさしくアドの化身。

《影依の巫女 エリアル

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リバース・効果モンスター
星4/水属性/サイキック族/攻1000/守1800
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、
除外されている自分の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
お互いの墓地のカードを合計3枚まで対象として発動できる。
そのカードを除外する。

相手の墓地を荒らすシャドールです。ミナ様の攻撃力を3000も低下させる恐ろしい子です。リバース効果を活用するには少々ひと工夫が必要ですが、《シャドール・ファルコン》と違ってネフィリムの効果を誘発させることができるので、テクニックが光るカードでもあります。

《影光の聖選士》

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通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):自分の墓地からこのカードと「シャドール」カード1枚を除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの裏側表示モンスター1体を選んで表側守備表示にする。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を選んで裏側守備表示にする。

どうしてこんなカード刷った!言え!

デッキから飛んでくる蘇生罠です。誰がどう考えてもやばいです。しれっと書いてある(2)のフリップ効果もなかなか強烈ですね。

《影依の偽典》

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永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分のフィールド・墓地から、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。

シャドールがなぜ現環境に居るのかの答え。シャドールの墓地融合を行う永続罠です。

ただ、考えなしに連発するとあっという間に息切れしてしまうので、効果発動のタイミングはよく見極める必要があります。

《星なる影 ゲニウス》

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リバース・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、自分フィールドの「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターは自身以外のモンスターの効果を受けない。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その効果モンスターはフィールドで発動する効果を発動できない。

シェキの融合素材。以上。

 

《エルシャドール・アプカローネ》

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融合・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
属性が異なる「シャドール」モンスター×2
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果を無効にする。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「シャドール」カード1枚を選んで手札に加える。
その後、手札を1枚選んで捨てる。

《影依の廻転》に直接アクセスできる神。その他、接触や偽典で相手ターンに投げることで、ヴェーラーの真似事のようなこともできます。

 

《グラビティ・コントローラー》

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リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/サイキック族/攻1000
【リンクマーカー:左下】
リンクモンスター以外のEXモンスターゾーンのモンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):EXモンスターゾーンのこのカードは、
メインモンスターゾーンのモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):このカードがEXモンスターゾーンの相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターとこのカードを持ち主のデッキに戻す。

シャドール融合モンスターを直接墓地に送り込むことができるリンク1です。こいつがいるから《アプカローネ》が強いんですね。

 

仮レシピ

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《影依の廻転》にアクセスすれば勝ちなので、手数を増やすための芝刈型構築です。

ゲグラ召喚、またはアプカローネ成立で一気に勝利を目指しましょう。